身近な花 マルバスミレ

マルバスミレ 双子葉類キントラノオ目スミレ科スミレ属

今年はこの白いスミレが庭に咲いています。葉の形や花の色からマルバスミレだと思われます。スミレの種類はたくさんあり、類似種も多く、同定が難しいです。スミレは紫色(スミレ色)ですが、白い花も可憐で可愛いですね。

身近な花

ヒメオドリコソウ 双子葉類シソ目シソ科オドリコソウ属

畑や道端、庭や空き地によく見かける雑草です。もともとヨーロッパ原産の植物で多年草。たいへん生命力が強いたくましい植物です。日本にはもともと同じ属でオドリコソウという花がありますが、それより小ぶりなのでヒメオドリコソウと名づけられています。

身近な花 アンズ

アンズ 双子葉類バラ目バラ科サクラ属

アプリコットととも呼ばれています。桜より一足早く咲きます。今、満開に咲いています。初夏にうっすらと甘い果実がなります。我が家のアンズは大木になってしまい、実はもっぱら鳥が食べています。種子は杏仁として薬用にもされます。

身近な花 梅

ウメ 双子葉類バラ目バラ科サクラ属ウメ

今、敷地の裏の梅林が満開です。暖かくなって、たちまち満開になりました。ここには、小梅と大梅の二種類があります。小梅のほうが開花も結実も早いようです。ウメは英語で、Japanese apuricotと呼ばれています。アプリコットとはアンズのことです。花は観梅、実は梅干しや梅酒、枝や樹皮は染料にもなるたいへん有用な木です。昔から親しまれている植物ですね。

身近な花 ヒメリュウキンカ

ヒメリュウキンカ 双子葉類キンポウゲ目キンポウゲ科キンポウゲ属

春にタンポポよりも早く咲く黄色の可愛い花です。よく似た花にリュウキンカがありますが、そちらはキンポウゲ科リュウキン属の日本原産の花です。ヒメリュウキンカはヨーロッパ原産の花で、鉢植えや庭に植える観賞用として日本に入ってきました。今ではすっかり野生化して、広くどこでも見かけるようになっている外来種です。素晴らしい生命力ですね。

身近な花 ツバキとサザンカ

ツバキ 真正双子葉類キク科ツツジ目ツバキ科ツバキ属ヤブツバキ

サザンカ 真正双子葉類キク類ツツジ目ツバキ科ツバキ属サザンカ

日本を始め東南アジアに分布する常緑樹です。多数の園芸種があります。この白いツバキは白西王母(しろせいおうぼ)という品種です。

ツバキとサザンカは同じツバキ属なので、たいへんに似ています。花が散る時に、花首から落ちるのがツバキで花びらが散るのがサザンカです。

身近な花 アジサイ

アジサイ 双子葉類キク類 ミズキ目アジサイ科アジサイ属

アジサイが盛りを迎え、美しく咲いていますね。多様な色彩で、花の形も様々な目にも楽しめる花ですね。挿し木で簡単に増やすことができる花の代表でもあります。和の色の種類に紫陽花色があります。紫がかった薄い青色です。

身近な花 サツキ

サツキ (双子葉類ツツジ目ツツジ科)

今、サツキが満開です。サツキはツツジの仲間です。一般にツツジと呼ばれている花は4~5月に、サツキは5~6月に咲きます。ツツジの花の後に咲く花と言えますね。ツツジとサツキは同じ種類なので、とても良く似ています。サツキのほうがツツジより低木なこと、葉が小さく、咲くときはツツジのように一斉に咲くのではなく、ばらばらと咲くところから違いがわかります。

身近な野の花 ヘビイチゴ

ヘビイチゴ(双子葉類バラ群第1真正バラ群バラ目バラ科キジムシロ属)

黄色い可愛い花の多年草です。今は赤い実をつけているので、とても目立ちます。毒はなく、食べられますが、味はいまいちかもしれません。鳥や地ネズミ、虫たちのごちそうです。

身近な花 ウンシュウミカン

ウンシュウミカン (双子葉類バラ群第二真正バラ群ムクロジ目ミカン科ミカン属)

今、裏庭の梅林の北側でミカンの花が盛りです。濃い緑に可愛い白い花が映え、きれいです。日当たりの良い暖かな地域を好む常緑樹ですが、近年この辺りも温かくなったので、ミカンがよく育っています。手入れをしていないので、我が家のミカンは酸っぱいです。